Anti-Pattern Inc. Engineering Blog
Anti-Pattern Inc.(株式会社アンチパターン)のエンジニアブログです。
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Google Workspace Flowsにはどんな機能がある?GA時期は?
2025年4月のGoogle Cloud Next '25で発表された新機能、Google Workspace Flowsが、一部のユーザー向けに利用可能になりました。 現在はα版としての提供となり、利用には以下の条件があります。 * Google Workspace の BusinessエディションまたはEnterpriseエディション を契約している企業 * 組織のWorkspace管理者が管理コンソールから本機能を有効化する必要がある Google Workspace Flowsとは Google Workspace Flowsは、Gmail、Drive、Spreadsheet、ChatといったGoogleのアプリ同士の連携を自動化するツールです。 最大の特徴は、Gemini(AI)をフローに組み込める点です。 「返信が必要なメールかどうか判断する」などといった、臨機応変な動きを設定することができます。 実際にフローを作成する 実際にフローを作成します。 チェックするべきメールが届いたらSlackにお知らせする というフローを作成します。 Step1でメールが届いたタ
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timeout docker compose exec から学ぶCS - Codex では動くのにTerminalからでは止まる -
この記事で分かること Codexの Terminal で timeout docker compose exec が正常に動作するのに、ローカルのTerminalでは同じコマンドが途中で停止してしまう。この現象の背後には、プロセスグループ、TTY制御、そして実行ハーネス という、コンピュータサイエンスが隠れています。 環境情報 * Docker Compose: version 3.8 * Go: 1.23 * timeout コマンド: GNU coreutils -------------------------------------------------------------------------------- 結論:3つのオプションで解決できる 先に結論を示します。ローカル環境で Codexと同じ安定性を得るには、次の3つのオプションを組み合わせます。 timeout --foreground 5 \ docker compose exec -T \ go-app bash -lc "go run main.go" \ < /dev/nu
【AWS Kiro体験記】開発スタイルが変わる!AI IDEの「仕様駆動開発」がもたらす衝撃
先日、アマゾンウェブサービス(AWS)のオフィスで開催された「Kiro ハッカソンイベント」に参加しました。 Kiroは、開発者のための新しいAI IDEとしてプレビュー公開されているツールです。AIと協働しながら、ただコードを書くだけでなく、 仕様策定から実装までを一気通貫で進められる点が大きな特徴です。 当日は座学やハンズオンを通じてKiroの基本と活用方法を学んだ後、午後は実際にアプリケーションの開発に取り組みました。 この記事では、イベント当日の様子やKiroの強力な機能、そして実際に触れてみて感じた、未来の開発スタイルについてお伝えします。 イベント概要:Kiroを徹底的に学ぶ一日 このイベントは、AWSが提供するAI IDE「Kiro」を実践的に学ぶことを目的に開催されました。会場はAWSオフィスで、座学とハンズオン形式で進められました。 当日のタイムスケジュール * 10:00 ~ 10:30 座学 + ハンズオン導入 * 10:30 ~ 12:00 Kiro ハンズオントレーニング * 12:00 ~ 13:00 昼食 * 13:00 ~ 18:00
Kiro + MCP で実装とテストを自動化する
Kiro + MCP で実装とテストを自動化する はじめまして!APでエンジニアインターンをしている鈴木鴻太です。 今回は、AWSで開催されたkiroの仕様書駆動体験1dayハッカソンに参加し、そこで得た「未来の開発のあり方」について考察し、実際に検証した過程をご紹介します。 -------------------------------------------------------------------------------- 僕が考察する今後レギュラーになってくる開発手法 僕はkiroを使った仕様書駆動開発を体験したことで、「これからの時代は“仕様書”と“受け入れ基準・テスト条件”の2つを起点にし、LLMに“テスト基準を越えるまで”実装を繰り返させる――そんな開発スタイルが主流になっていくのでは?」と感じました。 以下V字のうち、システムテストまでAIに自動化させるといったイメージです。 この考えをもとに、kiroに加えてPlaywright MCPとChrome DevTools MCPという2つのツールを組み合わせ、実際に「仕様書とテスト要件を一体化した開発」
世界一詳しいAWSのAI IDE KIROの使い方徹底解説
こんにちは。この記事ではKiroで1500クレジットを消費して得た知見を全て記載します。誇大なタイトルにしてしまいましたが、この記事は1700 wordsを超える内容となっていますので少しでも参考になれば幸いです。これを機に、AI IDE KIROの素晴らしさを感じていただけると嬉しいです!10月30日現在KiroはGAされ、claude-sonnet-4.5を無料で使えるタイミングなので、ぜひ使ってみてください。 Kiroとは Kiroのトップページ [https://kiro.dev/]に記載されているこの説明が、すべてを物語っています。 要するにKiroとはプロトタイプを一気に仕上げることにも向いていますし、既に本番利用されているプロダクトの開発にも対応ができるAI IDEとなっています。 どういうことか? 既存のAI駆動開発 既存のAI駆動開発ではプロンプトを元に機能を開発し、人がテストをしてダメだったらプロンプトを書き修正を行っていました。その後、プロンプトから生成AIが作業をする前に必ず確認するドキュメントが設定できるようになったり、テストが成功するまで修正を続
Claude Code Spec WorkflowとKiro、実際に試して比較してみた
はじめに POSSEでエンジニアインターンをしている井上岳です。 最近、AIを使った開発ワークフローのツールがいくつか登場しています。今回取り上げたいのは、Claude Code Spec WorkflowとKiroです。 * Claude Code Spec Workflow [https://github.com/Pimzino/claude-code-spec-workflow] * Kiro [https://kiro.dev/] どちらもrequirements → design → tasks という流れで仕様を決めて実装するというアプローチを取っていますが、実際に使ってみるとかなり違いがあります。今回は同じお題で両方試してみたので、その違いを紹介したいと思います。 試したお題 今回は「ECサイトの注文から配送までのドメインモデリング」という課題に挑戦しました。関数型プログラミングのアプローチで、型安全な状態遷移を実現するという、そこそこ複雑な内容です。 投げたプロンプト: ECサイトでの「注文から配送までの流れ」をドメインモデリングしてください。
NotionデータベースをAIに渡して振り返りをしてみる
POSSEでエンジニアインターンをしている吉川唯音です。普段から「コードレビューでいただいた内容をNotionデータベースに入れて振り返る」ということをしているのですが、より効率的で、面白い振り返りを実現したいと考え、今回のアプリケーションを作成しました。 現状の課題感 1. 振り返りの内容に偏りがある 2. 副産物的な学習が少ない 3. ぱっと振り返れない内容のものがある これらの課題を、Amazon Bedrockを活用したWebアプリで解決しました。 アプリケーションのイメージ: * ユーザーが振り返りボタンを押す * Notionデータベースの内容を取得する * Bedrockに内容とプロンプトを送る * 分析内容をフロントに送る 使用した技術 * Next 15 / TypeScript * TailwindCSS v4 * Python / Boto3 * AWS ・Bedrock (gpt-oss-20b) ・S3 + CloudFrontによるフロント配信 ・Lamda (Serverless Framework)
Amazon Q Developerで簡単な Webサービスを作ってみる
こんにちは、ryudaiです! 以前、2025 Japan AWS Jr. Champions [https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/2025-japan-aws-jr-champions/] の活動の一環で、表題のような簡単なハンズオンを行いました。 その中身をブログに書き起こしたので、 * あまりAI触ったことないよ * Amazon Q Developerはじめて触るよ * 自分でもWebサービス作れるのかな な人は一緒にやっていきましょう! 今回は、簡単なTODOリストを作っていきます。 ■事前準備 今回使うものはこちらです。 * Visual Studio Code [https://code.visualstudio.com/] (VSCode): コードを書くエディターです。まずはこれをインストール! * Amazon Q Developer [https://marketplace.visualstudio.com/items?itemName=AmazonWebServices.amazon-q
[Pre cap]AWS re:Invent 2025 に向けて:昨年のSaaSワークショップ振り返り
AWS re:Invent 2025の申し込みがそろそろ始まる頃かと思います。 そこで、昨年のSaaS関連ワークショップをいくつか紹介し、今年どのワークショップに参加するか検討する際の参考になれば幸いです。 昨年の内容を知ることで、最新のワークショップを見つけることができると思います。 ※ワークショップはセッションのように公開されておらず、昨年参加できなかったワークショップはwebから見つけてきたものもあるので、一部間違いがあるかもしれません。ご了承ください。 -------------------------------------------------------------------------------- Workshop 一覧 -------------------------------------------------------------------------------- SAS301 - Solving the SaaS cost-per-tenant puzzle: An inside look マルチテナントSaaS運営で多くの開発者が直面
いまさら理解する「スタティックリンク」と「ダイナミックリンク」- Webアプリケーションエンジニアのための低レイヤー入門シリーズ その1
最近業務で、ひさびさにCコンパイラ使いました。納品されたモジュールが .so だったためです。みなさん、そんなときどうしますか?Golangでcgoとか使います? ということで、昔はプログラマーとしては当たり前の情報でしたが、昨今はWebアプリケーションエンジニアは目にすることも少なくなった情報を、改めて書いておきたいと思います! リンク??? みなさん、「リンク」って聞いたことありますか?いえ、HTMLの<a> タグの話ではありません。もちろん、ゼルダの伝説でおなじみのあの方でもなければ、イナバウワーのステージでもありません。今回は、プログラムが実行ファイルになるまでの「リンク」という工程について、C言語を例にお話しします。文章だとしても。 なぜこの話が必要なのか 「リンクとかよく知らないけど、Go言語でgo buildしたら実行ファイルができる。それで十分じゃない?」 もうおっしゃるとおり!でも、たとえば: * Dockerイメージのサイズを小さくしたい * ライブラリの更新でアプリを再ビルドせずに済ませたい * 「shared library not found
BtoB SaaS開発基礎講座をやってきました!
以前、一般社団法人 日本CTO協会「新卒合同研修」にて、BtoB SaaS開発基礎講座をやってきましたので、ご紹介です。 日本CTO協会が新卒エンジニアを業界全体・企業横断で育てる試み「新卒エンジニア向けの合同研修」を5月29日から実施 |一般社団法人 日本CTO協会 「テクノロジーによる自己変革を、日本社会のあたりまえに」というミッションを掲げ、世界最高水準の技術者育成を図ることにより、日本経済の発展に資することを目的としています。 一般社団法人 日本CTO協会 [https://cto-a.org/news/20240529_release] 資料はこちらです! https://speakerdeck.com/yaggy/btob-saaskai-fa-ji-chu-jiang-zuo この講座の目的は、資料に記載のとおり 「SaaSって、こんなこと考えないといけないんだな〜〜〜」 っていうのをほんのりわかってもらって、本当の仕事の場面でこういうのが必要になった時に、 「あ、そういえばSaaSってそういうの必要だって言ってたな〜 チームでいろいろ試行錯誤してたわそうい
1,226種のSaaSをどうやって調べた? API提供・公開状況レポートの舞台裏
みなさんこんにちは!アンチパターンでSaaSus Platformのマーケティングも担当している野川です! 先日、私たちは「Horizontal SaaS 1,226種のAPI提供・公開状況」に関する調査レポートを公開しました。本レポートは、日本のSaaS業界におけるAPI提供・公開状況を分析したものです。今回のブログでは、そのレポートでは語りきれなかった「舞台裏」についてお伝えします。 ※調査レポートはこちら:https://saasus.io/blog/horizontal-saas-api-report 実はこの調査、SaaSus Platformの新規機能「Smart API Gateway 機能」のリリースに合わせた記者発表会のために、限られた時間で進める必要がありました。私と、調査のイニシアチブを取ったもう一人のメンバーは、タイトなスケジュールの中、ロゴを一つひとつ画像検索し、マニュアルを作成し、時には深夜まで目を凝らして調査とレビューを繰り返しました。これは、まさに汗と涙の結晶です。 この記事を通じて、レポートの数字が持つ意味をより深く感じていただければ幸いで
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