Anti-Pattern Inc. Engineering Blog
Anti-Pattern Inc.(株式会社アンチパターン)のエンジニアブログです。
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AIエージェントを安全に動かすサンドボックス環境の作成
Claude Code の Auto Mode や GitHub Copilot CLI の Autopilot など、AIエージェントを自律的に動かす機能があります。 これらは非常に便利な反面、ホスト環境で直接動かすのは少し不安です。依存パッケージが汚染されたり、意図しないファイルを書き換えられたりするリスクがあります。 そこで今回は、エージェントをコンテナ内に閉じ込めつつ、ホストのプロジェクトディレクトリをシームレスに扱えるサンドボックス環境を作成しました。 https://github.com/yutakahashi114/sandbox -------------------------------------------------------------------------------- 概要 このツールは1つのシェルスクリプト sandbox を実行するだけで、Docker コンテナ上の開発環境に入ることができます。 $ sandbox # 現在のディレクトリで新しいセッションを開く $ sandbox -- <cm
いまさら理解する「メモリとは?」- Webアプリケーションエンジニアのための低レイヤー入門シリーズ その2
先日、とあるサービスで OOMKilled が発生しまして、メモリリミットに引っかかったんですが、「そもそもなんでこんなにメモリ使ってるんだ?」を調査するのに、メモリの基礎知識が改めて大事だなと思いました。 ということで、「低レイヤー入門シリーズ」の第二弾はメモリについて深掘りしていきます! 前回の「スタティックリンクとダイナミックリンク」 [https://tech.anti-pattern.co.jp/imasarali-jie-surusutateitukurinkutodainamitukurinkunituite/] では、プログラムがどのように実行ファイルになるかを学びました。今回は、その実行ファイルが動くときに欠かせないメモリの仕組み を、C言語を使って体感していきましょう。 -------------------------------------------------------------------------------- なぜWebエンジニアがメモリを理解すべきか? 普段、Ruby on RailsやNode.js、Goなどで開発していると、メモ
雇用保険の適用拡大について学ぼう!
こんにちは! アンチパターン管理部の森口です。 今回は、2024年5月10日に成立した「雇用保険法等の一部を改正する法律」で最も影響が大きい、2028年10月1日施行の「雇用保険の適用拡大」について学びたいと思います。 前提 労働者を1人でも雇用する事業は、原則として雇用保険の「強制適用事業」となり、事業主は、正社員・パート・アルバイトといった雇用形態にかかわらず、加入要件を満たす労働者を雇用保険に加入させる義務があります。 参考:第2章 雇用保険の適用について|厚生労働省 [https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000172758.pdf] 雇用保険の適用拡大で何が変わるの? * 雇用保険の加入要件の一部が変わる 週の所定労働時間に関する要件が「週20時間以上」から「週10時間以上」に拡大されます。 これにより、今まで雇用保険の加入対象外であった「週10時間以上〜20時間未満」の短時間労働者に関しても、雇用保険の強制加入対象となります。 * 被保険者期
合宿を通じた取り組み
1. はじめに:期初に「全員」で集まる理由 私たちの会社では、半期に一度、新しい期のスタートに合わせて社員全員が参加する、1泊2日の全社合宿、名付けて「AP合宿」なるものを開催しています。 熱海や湯河原などの温泉地に足を運び、日常のオフィスや自宅から離れた環境で、心身ともにリフレッシュしながら議論を深める時間を大切にしています。 現在、私たちはフルリモートワークが可能な環境で業務を行っています。画面越しでも円滑に仕事が進む一方で、全員が同じ場所に集まり、直接顔を合わせる機会は決して多くありません。だからこそ、この合宿は私たちにとって、単なる会議の場としてだけではなく、対面でのコミュニケーションを通じて組織の連携を再確認する貴重な機会でもあるのです。 (なお、「旅」としてのワクワク感を楽しんでもらえるよう、人事として「合宿のしおり」を作成しており、部屋割りの発表なども含めた恒例行事として定着しています。) 本記事では、1日目、2日目とそれぞれの行程を追いながら、今回のAP合宿で具体的にどのような議論が行われ、それが組織にどのような変化をもたらしたのか、人事の視点からそのプロセスを
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Postman
SaaSus API が Postman に登場!APIの実行が気軽に行えるようになりました
SaaS 開発の認証やマルチテナント管理を支える SaaSus Platform。 これまで API の仕様を確認するには、ドキュメントを読み込み、コードを書いて実行する必要がありました。 この度、SaaSus API が Postman パブリックワークスペースに登場しました! Postman [https://www.postman.com/anti-pattern-inc/saasus-platform?sideView=agentMode]1. Postman で公開されると何が嬉しいのか? Postman パブリックワークスペースを利用することで、従来の開発フローにおける「手間」が以下のように解消されます。 * 認証設定の共通化: API キーなどの認証ヘッダー設定がテンプレート化されているため、設定ミスを防げます。 * 最新仕様が常に手元に: 公式のワークスペースを Fork すれば、常に最新のエンドポイント定義を同期して利用できます。 2. 最短で API を実行 以下の手順で、すぐに SaaSus API を手元で試せます。 1. ワークスペースへアク
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Simulation
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arp
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ping
ネットワーク機器が恋しくて その2
前回でCiscoの機器をいじり放題になったので、 機器をいじりながらプロトコルの勉強をしていきたいと思います。 今回はARP(Address Resolution Protocol)です。 ARPとは、OSI参照モデルの2層目のデータリンク層の通信をする際に利用するプロトコルで、IPアドレスからMACアドレスを取得するために利用します。 通信相手の識別にIPアドレスを利用する事が多いと思います。 例)PC0(192.168.0.1)からPC1(192.168.0.2)への通信など ですが、実はIPアドレスだけではパケットを届けることはできません。同じネットワーク内にいる機器同士は「MACアドレス」を頼りに通信するからです。 そこで登場するのがARPです。 「このIPアドレスの人は、どのMACアドレスを持ってますかー!?」と聞き回る、ネットワーク界の聞き込み調査員のようなプロトコルです。 さっそく、実際の通信を見ていきましょう。ハブをおいて、PCが複数台つながっているネットワークを用意します。 Cisco Catalyst 2960には特に設定しません。 PCは以下のように設定
Bedrock Prompt Routerによりどれくらいコスト削減ができるのかを検証してみた
こんにちは。APでエンジニアインターンをしている鈴木鴻太です。 今回は、AWS Bedrock の Prompt Router を実装し、実際に複数のLLM を最適に振り分ける仕組みがどれだけのコスト削減を実現できるのかを、ベンチマーク結果を通じて検証してみました。 Bedrock Prompt Router とは? 概要 Bedrock Prompt Router は、ユーザーのクエリに基づいて複数の LLM の応答品質を自動予測 し、最適なモデルを自動選択する仕組みです。これにより品質を維持しながらコストを削減できます。 AWS の公式ドキュメントはこちら: * AWS Bedrock Prompt Router API Reference [https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/APIReference/API_GetPromptRouter.html] * 詳細解説記事(AWS ブログ) [https://aws.amazon.com/jp/blogs/machine-learning/use-amazon
AWS CloudShell × Claude Code × Amazon Bedrock でWebフロントエンド開発を体験する
ryudaiです!今回は初心にかえって、「はじめてWebフロントエンド開発をする」人のためのチュートリアルを考えていきます。 前提として * すべての作業はAWS上で完結すること * すべてのコードはClaude Codeに書いてもらうこと とし、実施のハードルをなるべく下げることを意識していきます。 ※以下、リージョンは「ap-northeast-1」を想定しています。 ①リポジトリを用意する: AWS CodeCommit まず開発を始めるにあたって、Gitは使っていきたいですよね。 最近CodeCommitがGAに復活した [https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-codecommit-returns-to-general-availability/] ということで、積極的に使っていきたいと思います。 リポジトリ名は「front-sample」としています。 ②AWS CloudShellを用意する 次に、メインの開発環境であるCloudShellを用意していきます。 CloudShellの画面を開き、「Open a
Figma makeで作ったWebアプリをKiroでリファクタリングした
POSSEでエンジニアインターンをしている吉川唯音です。本記事では、Kiroでリファクタリングしてみて気づいたことについて書いていきたいと思います。 ▶︎実際にリファクタリング後にデプロイしたアプリケーション https://no-vel.link/ はじめに Figma makeを使えば、デザインからコードまで一気通貫でWebアプリケーションを作成できます。私もこの便利さに惹かれて、プロトタイプをサクッと作ってみました。 しかし、気づいた時には「保守不能」なコードベースが出来上がっていました。 * すべての画面がステートで管理され、URLはすべて同じ * UIとロジックが混在 * if文のネストで画面を切り替える実装 * 使われていない大量のファイル * any型だらけ、DOM直接操作 CursorやClaude Codeでリファクタリングを試みましたが、部分的な修正しかしてくれず、またエラーが出ても問題と判定されず、理想の状態には到達できませんでした。 そこで出会ったのがKiroのスペック駆動開発モードです CursorとClaude Code
Kiroを並列で動かして開発がしたい
Kiroのspec開発に感動してずっと触っていましたが、少し時間が経過しました。KiroはすばらしいIDEなのですが、だんだん、Kiroを並列で実行して開発が出来れば、もっと早く開発ができるだろうなと思うようになってきました。 kiro-cliも今後spec作成をcliで行う機能を予定しているようですが、現在はありません。また、Kiroのタスクの実行が一つのworkspace内で作業をするので、並列で開発してPRを出すということが出来ません。 いくつか考えたkiroを並列実行して開発する方法は以下でした。 1. docker containerを立ち上げて、開発してPRまで行うところを1サイクルとして終わったらコンテナが終了する方法 2. remoteのmicroVMにタスクを投げて開発からPRまでを行う方法 3. git worktreeを作成して、その中でブランチを作成し、開発してPRまで行う方法 > docker containerを立ち上げて、開発してPRまで行うところを1サイクルとして終わったらコンテナが終了する方法 docker containerは環
開発環境のMinIOをRustFSに移行した話
こんにちは!いわむらです。 開発環境でS3互換のオブジェクトストレージとしてMinIOを使っていたのですが、2025年10月にMinIOがDockerイメージの無料配布を停止したので、これを機に別のS3互換ストレージに移行してみました。 MinIOのDockerイメージ配布停止 2025年10月15日のセキュリティリリース以降、DockerHubやQuay.ioでの公式イメージ配布が停止され、ユーザー自身でソースからビルドする必要が生じました。しかも事前告知なしだったため、コミュニティで大きな反発がありました。 MinIOが無料のDockerイメージ配布を突然停止、コミュニティからは反発の声 - GIGAZINE [https://gigazine.net/news/20251023-minio-stops-distributing-free-docker-images] 開発環境でサクッとdocker compose up するだけで使えていたのに、自前ビルドが必要になるのは面倒だなと思い、他のS3互換ストレージへの移行を検討しました。 移行先の検討 S3互換のオブジェクト
Kiro Powersのパワーは如何に
こんにちは!POSSEでエンジニアインターンをしている井上岳です。 最近CDKを実装する機会が多く、AIを使いながら実装していますが、最新の情報をインプットしたうえでの実装はなかなかやってくれないものです。自分の勉強不足ではあるのですが、AIを使いながら、成果も出しながら、勉強もしながらできないかなぁと思っていたところ、 Kiro Powersというものがあると知ったので試してみました。 Kiro Powersとは Kiro Powersとは、Kiroの機能を拡張するためのプラグインシステムで、MCP(Model Context Protocol)サーバー、ステアリングファイル(指示・ルールファイル)、フックなどを1つのパッケージにまとめたものです。 Kiro powers の紹介 | Amazon Web ServicesAI アシスタントは、フレームワークの専門知識への即座のアクセスを提供し、より速くリリースできるようにすべきです。しかし、今日の AI エージェントも同じ課題に直面しています。組み込みの知識がなければ、あなたと同じように推測と反復を繰り返します。Kiro po
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