コーアクティブコーチング体験レポート

こんにちは!アンチパターンの野川です。(初投稿です。)

全6回に渡りコーアクティブコーチングを受講させていただきましたので、その体験内容をお伝えさせていただきます!

まずは具体的な体験レポートの前に、「そもそもコーアクティブコーチングってなに?」という点に触れていければと思います。

コーアクティブコーチングとは

「コーアクティブ」というのは「協働的」という意味で、コーチとクライアントが対等な立場で「意図的な協働関係」を築き、何をするか(アクティブ)、どうありたいか(コー)の両方にアプローチするものです。常にオープンで本気で向き合い、互いに力を合わせるというその関係性に特徴があります。

コーアクティブコーチングの目的

ずばり、クライアントに「本質的な変化が起こること」です。本質的な変化とは、本当の自分の可能性や力を活かしてより自分らしく人生を味わえる状態を示しています。例えば、

  • クライアントが元々持っている可能性や力を再発見する
  • 目の前の課題だけでなくクライアントそのものに焦点を当てることで、クライアントの内面的な成長や意識の変容をもたらす
  • クライアントの持つ制限的な思い込みに気づき、自らが選択する

などが挙げられます。

コーアクティブコーチングでやったこと

前述した通り、「目の前の事柄ではなく、私自身に焦点を当てる」ことで本質的な変化を起こすことを目的とし、6回のコーアクティブコーチングを体験しました。

  • 1回目:満足度レーダーチャート作成
    • 主観的に自身が感じている満足度を10段階で評価。各項目ごとに満足度の理由についてコーチと会話しながら深ぼる。
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  • 2回目:パーソナルビジョンについて考える
    • 1回目でリクエストされた「フレームに沿った人生の目標を考えてくる」という宿題の内容を元にパーソナルビジョンについて会話と体での表現を交えながら考える。
      • フレーム: 「私は〇〇の◇◇です」
        • 〇〇:人に与えたい影響(笑顔とワクワクetc..)
        • ◇◇:メタファースなもの(ファイヤーダンサーetc..)
  • 3回目:パーソナルビジョンについて深掘り
    • 2回目までの内容とコーアクティブコーチング以外の時間で深ぼったパーソナルビジョンについて共有。
    • 2回目でリクエストされた宿題の「直感的に引かれる、お酒/乗り物/生き物(3つともコーチからの提案)」についての深掘り。
  • 4回目:1回目〜3回目に出てきたキーワードを元にパーソナルビジョンについて改めて考える
    • ここまでの会話で出てきたキーワードを羅列し、改めて自分のより内側の部分に焦点を当てながらパーソナルビジョンについて深ぼる。
    • 3回目でリクエストされた「ゆったりした時間帯に将来のありたい姿、人との付き合い方、向き合い方を絵で表現する」という宿題のアウトプット。
  • 5回目:パーソナルビジョンについてさらなる深掘り
    • 4回目までを踏まえ改めて、「フレームに沿った人生の目標を考えてくる」という宿題を実施。そのアプトプットについて一緒に深ぼる。
  • 6回目:5回を通して起こった変化を振り返る
    • どのような本質的な変化が起こったかの総括。
    • 1回目で実施した満足度レーダーチャートを改めて作成し、満足度がどのように変化したか見つめる。

全回を通しての振り返り

  • 1回目と6回目の満足度レーダーチャートは6回目の方が全体的に満足度が高い結果になった。
    • 今まで気がつけていなかった自分の可能性に気がつけたことで、各項目の満足度が上がった。
  • 日常では論理的に頭で考えることが多いが、体感覚・感情にもアクセスし自分の新しい可能性を発見することにつながった。
    • 新しい可能性を発見することで、パーソナルビジョンの表現は変わっていったが、私の場合は一貫性があることに気がつけた。

まとめ

コーアクティブコーチングを通して、内面的な成長に加え、価値観や感情、視点にパラダイムシフトが起こったと感じています。日常で機会の少ない、体感覚や感情にアクセスしたことは特に刺激的で、これまで「無意識」だったことに向き合うこととなり、結果的により自分らしく生きていくための「新しい自分」を知ることにつながりました。

つまり、コーアクティブコーチングの目的であった、「本質的な変化」が起こったということです。そこには、「意図的な協働関係」は欠かせないと感じていて、コーチと私が毎回「本気でオープンに向き合う」ということを徹底したことにより得ることのできたものだと捉えています。

そして、このコーアクティブコーチングはコーチとクライアントの関係はフラットであることから、常にオープンで本音を言い合える関係になり、心理的安全性が創られると感じました。これはあらゆる人間関係においても応用していくことが可能だと感じています。

追伸

たった6回、計6時間のコーチとの時間でしたが、終わった今はぽっかり穴が空いたような感覚があり、改めて良い協働関係を築けていたんだなと、気付かされました。そしてたった6時間で日常の満足度がアップしたので、多くの方に体験していただきたい気持ちになりました!とっても楽しい6時間でした!