Kiro CLI は Web 検索が使えます
どうも、ryudaiです!kiro-cli、使ってますか?
わたしはAmazon Q Developerの頃から使っていたのですが、あるとき突然こんなお知らせが。

q updateを打つと、Kiroちゃんに進化し、大変可愛くなりました!qでもkiro-cliでも認識するようです。

Kiro CLIはAmazon Q Developerの機能を引き継いでおり、従来通り様々な用途で使えることでしょう。
AWSアカウント上での作業を任せたり、Webアプリを開発したり、日常の質問をしたり…
そんな中、私が個人的に嬉しかったアップデートは、Web検索機能の追加でした。
Web検索機能なかったっけ?
そうなんです、実はAmazon Q Developer時代には、Web検索機能が標準で搭載されていませんでした。
素の実力が高いということなのか、AWS CLIの操作などは自力で頑張ってくれるものの、以下のようなときに歯痒い思いをしていました。
- 最近リリースされたサービスについて調べて欲しいとき
- インストールしたいライブラリなどの最新バージョンを知りたい時
- エラー文に参考のリンクが含まれており、そこに解決策が書かれているとき
ちょっとしたことなのですが、そのためにMCPサーバーを立てたりするのは面倒だなーと正直思っていました。
Web検索 Powered Kiro CLI
kiro-cli に、以下のように聞いてみます。
最近発表されたAWSのアップデートで気になるものをピックアップしてください。

そうすると、以下のように返してきてくれます。
最近のAWSアップデートで注目すべきものをピックアップしました:
Lambda関連の大型アップデート(11月中旬)
- **Rust言語の正式サポート** - Lambda関数でRustが一般提供開始。ランタイムインターフェースクライ
アントがバージョン1.0.0に昇格
- **Java 25のサポート** - Lambda関数の効率性が向上
- **Swift用の実験的ランタイムインターフェースクライアント** - Swiftでのサーバーレス開発が可能に
- **SQSイベントソースマッピングのProvisioned Mode** - トラフィックスパイクへの対応とスループット
最適化が可能に
セキュリティ・アクセス管理
- **S3バケット向けABAC(属性ベースアクセス制御)** - タグベースのポリシーで権限を自動管理。IAMポ
リシーの頻繁な更新が不要に
- **IAM Outbound Identity Federation** - 外部サービスへの認証に短期間のJWTを使用可能。APIキーや
パスワードの保存が不要に
- **VPC暗号化コントロール** - VPC内およびVPC間のトラフィック暗号化を監査・強制可能に
インフラ・ネットワーク
- **Route 53 Accelerated Recovery** - バージニア北部リージョンでの障害時に60分のRTOを提供。重要
なDNS変更が継続可能
- **Network Load BalancerがQUICプロトコルをサポート** - モバイルアプリケーションのレイテンシを25
-30%削減
- **Application Load BalancerがJWT検証をサポート** - マシン間通信のセキュリティ実装が簡素化
開発者ツール
- **Kiro(AIコーディングツール)が一般提供開始** - プロパティベーステスト、チェックポイント機能
、Kiro CLI、エンタープライズチームプランを追加
- **Step Functionsのローカルテスト機能強化** - モック対応、個別ステートテスト、AWSデプロイ不要で
のテストが可能に
- **Amazon ECS Express Mode** - 単一コマンドでコンテナアプリケーションのデプロイを自動化
その他
- **Amazon DCV for EC2 Mac** - 4K解像度・60FPSでのリモートデスクトップアクセス
- **Amazon Linux 2023の最新版** - Mountpoint for S3、Swift 6.2.1、Node.js 24を含む
- **EventBridge拡張ビジュアルルールビルダー** - イベント駆動アプリケーション開発を簡素化
いいですね、実際に最近あったニュースが並んでいます。
re:Inventが始まって沢山ニュースが出るとまとめるのも大変なので、Kiro CLIに今日のまとめをしてもらうのもいいかもしれないですね!
ところで私はAWS LambdaとRustが大好きです。ということで、Kiro CLIに作ってもらいましょう。
Lambda関数をRustで作成したいです。最新の実装方法を調べ、デプロイまで行ってください。
ここが筆者激推しポイントなのですが、今までは最新の実装方法やライブラリのバージョンは、人間が調べるか他のAIサービスで検索して渡していたところを、Kiro CLIで完結できるのがかなり楽です。

ものの3分後、Kiro CLIはこのように告げて実装を終えました。
## デプロイについて
AWS認証情報が設定されていないため、実際のデプロイは実行できませんでしたが、以下のコマンドでデプ
ロイ可能です:
bash
cd rust-hello
cargo lambda deploy
実際にcargo lambda deployを実行すると、以下のように無事Lambda関数が作成されています。

また、試しに関数URLを作成してブラウザで確認したところ、正しくレスポンスを返すことができました。素晴らしい!

感想
今までは、「堅実なAmazon Q Developer」というイメージでいました。
これからは、「新しいことでも壁打ちしながら実現できる、秘書的なKiro CLI」みたいなイメージでしょうか。
Web検索という1つの話で膨らませすぎましたが、鮮度の高いコンテキストを渡せることのインパクトは小さくないなーと思いました。